冷や汗タラタラ…悪目立ちの発表会

 

冷や汗と落ち込みと現実を思い知る年中の発表会でした。

感染症対策のためか学年ごとに入れ替え制で観覧は2名まで。夫と観覧です。

年中は劇、演奏、歌の3種目。

登園した後は保護者は園庭または車で待機。

入場時間となるので夫と園庭に入るとかわいい衣装を着たコが担任の先生に抱っこされて職員室に連行されていくのが見えました。衣装かわいいなんて思ったのもつかの間、よく見たらわが子でした。なにやら怪しい予感。ま~、先生についてもらってうながされてなんとか舞台に立っていられるだろうなんて期待も見事にうちくだかれました。保護者の入場時間となり目立たない後ろ側の観覧席に夫と座ります。

開園直前、幕の内側でざわざわと園児が待機しはじめます。幕のしたからのぞき込む園児が一人…。まぎれもないわが子、何やってるんだ、幕の内側に戻れと思うも幕の外に出てきてしまいます。そこまでは他の保護者も出てきちゃったんだ、かわいいねというような和やかな笑いが少しでていました。先生やクラスの子に引き戻され幕の中に下がっていきますが、また出てくる、連れ戻されるを繰り返し、発表会開始。まずはじめに園長先生のお話があります。園長先生がお話している最中も幕から一人出てきてウロウロし始めます。保護者もなんだかひきつっているように感じます。怖くて顔は見れません。

やっと幕が開き、開園。最初の演目は劇。いつも通り先生についてもらいます。もちろんセリフをいうことはありません。みんなセリフをしっかり覚えて自分の出番も把握しています。年中になるとこんなに長いセリフが言えて劇ができるようになるんだな、という感心と先生についてもらわなければその場に立つこともできないわが子との差にショックをかくしきれません。いや、わかってはいたんです。できることはなくとも逃げ出さずに先生についてもらってもその場に位いられれば上出来だと。現実はそれ以下で邪魔をしているだけでした。自分の出番でないときに出てきて他の役のコと一緒に一瞬踊ってまた舞台袖に戻っていくという、おちょくっているように見えました。そんな中でも少しだけ劇に参加できたり、演奏では自分の手でトライアングルをたたくことができて、(多分たたくタイミングも合っている)

という場面もあったのです。このコなりに成長している部分もあるのかなー。昨年は立っているだけで演奏はできませんでした。ただ、悪目立ちもしてきているなと感じます。一生懸命練習してきたクラスのコの邪魔をしたわけですから。

帰ってきて少し落ち着いてから、まずは頑張ったことをほめてから園長先生のお話のときに前にでてきてたのは良いことなの?と穏やかに聞きました。小さな声で「よくないこと」といいました。わかってるんかい!またママは悲しかったよというとちょっとにやつきながら「パパはどうだった?」と。いや、今はママの気持ちを言っているんだけどね!とイライラする気持ちを抑えつつパパも悲しかったって(この時パパは不在)と伝えるも「パパはどうだった?」の質問を繰り返し。話をすり替えて同じ質問を繰り返すのはいつものことながら今日はイライラと落ち込みの闇が深いのでした。

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