いよいよドキドキの新一年生となった息子。
息子の通う小学校は登校班があります。
登校班の編成は地域の育成会が役割を担っています。
育成会は任意というものの、登校班は育成会で行っているので入らざるを得ません。
入会するつもりでいたのでよいのですが、入会しない場合はどうするんだろうと疑問は残ります…
さて、登校班の並び順は、息子は班長さんの後ろになりました。班の中で1年生は息子だけですぐ後ろは2年生の男の子が並びます。
班についていける体力があるかの心配はもちろんのこと、班員の言うことを聞かないでトラブルにならないか心配していました。最初から班にいれてもらうのは難しいかも…という心配があったのですが、まずは班にいれてもらってやってみようと思いました。しかし近所とはいえ、顔も名前も知らないコばかりの中では心配が多すぎる…のでもちろん私が付き添って登校することにしました。
入学前に数回学校まで歩く練習をしたものの、「疲れた、おんぶ」と言っていた息子。
実際に登校が始まっても「疲れた、休みたい」とほぼ毎日言ってくる息子。
私がいるから余計に言ってくるのかもしれませんが、私がいなくても班長さんに「早くいかないで、どうしてそんなに早く行くの!」と平気で言うことが容易に想像できます。
班員から注意されても受け入れられずにしつこく質問返しをしたり、ヘタしたら手を出してトラブルにならざるを得ないと思いました。
自分中心にわがままに育ててしまった私が悪いです。反省です。
入学してから数日、なんとか列を乱さず登校できていたのですが、後ろを歩いていた2年生に靴を踏まれてしまったようです。よくあることだと思うのですが、息子は「どうして、後ろのコは靴踏むの?」としきりに言ってきました。直接ではなく私に言うのでまだよかったのですが、私は「間違えただけだよ」とその場を鎮めようと息子をなだめました。
そしてまた今日、靴を踏まれ、息子は「やめろー」とその2年生の体を押してしまいました。強い力ではないのでそのコが転んだりするようなことはなかったのですが、私は息子を止めて叱り、2年生に謝りました。私は横を歩いていたので踏まれた場面は見ておらず、学校についてから2年生に「さっきはごめんね、何かあった?」と聞きました。2年生は「ふつうに歩いていて踏んだだけ」と。「そっか、ごめんね、気にしないでね」というと走って校舎の中へ行ってしまいました。
押してしまった息子が悪いです。息子は歩くのも遅いし、私も横を歩いているし2年生からしたら歩きづらいと思います。息子も言葉にして「踏まないでね」と言えればよかったのか…。
並び順を変えてもらえばよいのか考えましたが、誰が後ろについても同じことが起こる気がします。
班から離脱した方がよいのか、とも考えました。私が学校までついて行っているなら班で行く意味はあるのか…
しかし、今離脱してしまうと上級生になっても班で行けなくなってしまうのでは、と思いました。
いよいよ本当に無理な時は班から抜けるのも仕方ないのかもしれません。
まだ、1年生なので過保護に親がついて行ってもそこまで変な目でみられないとも思います。
何より息子自身が班の皆と一緒に行きたいと言っています。文句は多いですが…
登校班で行く意味・目的について改めて考えてみました。
・安全に登校するため
・集団での規律を守るため
大きくこの2点かなと思います。
通学路には一応歩道はあるのですが狭いです。道路と歩道の間には縁石もなく、すぐ横を車が激しく往来しています。脇道から出入りする車も頻繁です。保護者や地域の委員さんが横断歩道では旗振りをしてくれます。安全を重視していてありがたいです。
集団で登校するために集合場所があり、集合時間が決められています。遅れることがあれば班員みんなが学校に遅れて迷惑をかけてしまいます。時間を守ることはこれから大人になり社会にでるときに基本的なことです。今から守る練習ができるわけです。
上級生が班長、副班長をして下級生を安全に連れていく、年下の面倒をみることで人間性が育っていくのだと思います。
まだ、始まったばかりなので班を抜けるのは避けたい…
一番いいのは私が付き添うので副班長の後ろに並ばせてもらうか…
もう少し慎重に考えつつ、次のトラブルが起きる前に早めに対策した方がよいのかと思っています。