小学1年生の息子。入学してから早1か月が経ち個人面談の日がやってきました。
特別支援学級に所属の息子ですが、どの程度通常学級で過ごせるのか様子をみたいという私の希望を通してくださっています。なにかあればすぐ支援級で過ごすという臨機応変に対応してもらっていて、1時間だけ支援級で過ごした時間がありましたがその他はすべて通常学級で過ごしていました。
しかし、私の自治体では支援級に所属するなら全授業の半分くらいは支援級で過ごしてくださいという決まりがあるようです。
1か月、様子をみてどうだったか、どの科目を支援学級で過ごすかをこの面談で決めるのだと思っていました。
息子の意向も確認。

書写と道徳が難しい
書写が難しいのは分かる。手先が不器用な息子は字が上手ではありません。
でも、すごく頑張って書く練習をしています。そこはおおいに褒めています。
道徳が難しいとは?聞いても何が難しいのかもよく分からなそうです。道徳は、算数のように答えがはっきりしないからだと思います。
さらに、

体育も準備が難しいんだよ
準備とはどうやら着替えのようです。体育を支援学級で受けるのは現実難しいと思われます。
ならば、

それなら書写と道徳は支援学級で受ける?
「うん、そうする」と軽い返事の息子。

国語や算数はみんなと同じクラスで受ける
とも言っています。
大概国語や算数を支援級で受けるよね、でもよく理解できているし授業の妨害もしていないようだし無理に支援級に行かせるのはどうなのだろう…。この気持ちそのまま先生に伝えてみてもいいか。
そしてやってきた個人面談。支援学級の先生と通常クラスの担任の先生との三者面談でした。
通常クラス担任の先生からは普通に通常クラスで過ごせている。最初だけ支援級で過ごした時間はあったけどその後は問題なくお友達とも遊べている。先生が近くにくるとそばにいて欲しいのか、手を握ってくることがよくあるそう、色々質問もしてくるそうです。物を落とした時に近くにいた先生に「拾って」と言ったそう。(自分で拾え!)
先生の話からは今現在は特別支援が必要という感じではないとお話もありました。(入学間もないことから小さな支援が必要な児童他にもいる)
先生には、書写と道徳のみ支援学級で受けたいという息子の意向を伝えました。
そして、今は国語も算数も家庭で先取り学習をして理解できているから集中し楽しいのだと思う。学習内容が難しくなってきたときにどうかという心配があると伝えました。また、学習の理解よりも、物の取り扱い方や片付け、給食当番で盛り付けができるのか、移動教室での準備等が難しいと思うとも伝えました。給食当番に関してははじめは6年生が手伝いに来てくれている、盛り付け等で失敗しても最初はみんな同じで誰も責めないという言葉を聞いて少し安心しました。
支援級の先生からは「できないとなってからの支援級だとダメな子がいくところという自己肯定感が下がりやすいので、苦手と思っている道徳と書写から支援級で始めてみてはどうか」ということで私も同意しました。
もう一度息子に支援級で受ける授業について話をします。
すると

書写は支援級で、道徳はみんなと同じでいいよ
え~、書写だけかぁと思ったものの、今日この場で無理強いはできない…
とりあえず書写だけ支援級とお願いし、タイミングをみて道徳も支援級でと話をしていこうと思っています。にしても書写の授業数はそんなにないのですがね…
・1時間だけ支援級で過ごしたがその後はずっと通常学級で問題なく過ごせている。
・先生がそばを通ると手を握ったり質問したり、甘えたい様子(不安?)はある。
・授業についていけなくなったからの支援級移動だと、自己肯定感が下がりやすい。少し慣れておくことも必要。→息子が苦手意識のある書写の授業を支援学級で受けることに決まる。

