現在小学1年生の息子、自閉症スペクトラム、運動発達遅滞があり、手先が不器用です。
体幹が弱く、保育園時代の登園時、リュックを自分で背負う意思はなく、いつも私に持たせていました。そんな息子が重いランドセルを背負い、学校まで2キロ弱の道を歩いて行けるのかとてつもない不安に襲われていた一年前の私。肩の筋力強化のために手押し車を練習させると良いですよと月に一度通うリハビリの先生に言われていたので度々息子にさせていました。
一番軽いランドセルを購入するも…
1年前、ラン活はあっさり決まり、展示会で一番軽かった970gのランドセルを購入しました。軽いのがいいであろうと。
お値段もお手頃なのも良かったです。
さてさて、入学して早いもので1学期を終えました。
どうであったかというと…
数ある中でも軽いランドセルですがタブレットを入れるとたちまち重くなります。どんなに軽いランドセルでもタブレットを入れれば重いです。その位タブレットは重い!
付き添い登校をしているので途中で「持って~」と息子に言われることも毎日のようにありました。甘やかし承知で私がランドセルを持ってあげるのですが、タブレットが入っている日は腕がしびれました。いや、ホント何とかしてほしい。充電の問題もあるだろうから、何%以下になったら持ち帰って家で充電してくるとかできないものか。毎日はかわいそう。
タブレットをいれると意外と他の荷物が入らなくなるんですよね。これは軽いランドセルを選んだがために容量が少なかったのです。
他に水筒は肩にかけますが、できればランドセルにいれてしまえば楽。水筒の大きさにもよりますがタブレットを入れると水筒は入りません。他に給食セット(お箸セット、ランチョンマット、歯ブラシ・コップ)を入れた巾着袋を毎日持ち帰ります。ほとんどの子は給食セットの巾着袋をランドセルの横につるしていますが、不器用な息子にはつるすことが難しいようでランドセルにむりやり押し込んでいます。
もっとたくさん荷物が入る大き目のランドセルの方がよかったのかもしれません。当然その分ランドセルは重くなり、肩にズッシリ重みがのしかかります。
荷物の持たせ方についてはお子さんの体力、好みにより考え方は2通り
・大きめのランドセルで荷物をなるべくひとまとめにする。
・ランドセルが重くなるのを防ぐために荷物を分散させる。水筒を肩にかける。ランドセルに入らない荷物はバックに入れ手に持つ。
ちなみに息子の学校は水筒は肩にかける、体育着袋はランドセルの上から背負うという決まりがあります。なるべく両手があくようにという配慮ですが、当然たくさん荷物がある日もあり手で持っていくことがあります。
息子の学校は国語、算数の教科書は持ち帰りますが、その他の教科書は学校に置きっぱなしでよいことになっています。いや、他の教科書も持ち帰りだったら本当にタブレットは入らないって!
軽いランドセルのデメリット
息子は荷物をひとまとめにしたがります。
容量を重視すればよかったと後悔しました。
軽さ重視ならナイロン系の軽量リュックでもよかったのかなと。今は軽量リュックもおしゃれなものがあります。通常のランドセルも色々なデザインがあって実際さまざまな色のランドセルの子ばかり、ほとんどの子はランドセルカバーを付けているのでデザインなどあまり目立ちません。
まとめ
体幹が弱い、不器用な子のランドセル選びで重視すること
軽さ
何も入れなくても重いです。なるべく軽いものがいいに越したことはないでしょう。
荷物の容量
軽さを重視しすぎて荷物が入らず手で持っていく毎日…なんてことになりませんように
開け閉めしやすい、荷物が取り出しやすい
開け閉めしやすくシンプルな構造のものが使いやすいです。
お子さんの好みを聞いたうえで一緒に検討して楽しいランドセル選び、楽しい学校生活になるとよいですね。少しでもご参考になると幸いです。