散々迷って決めた支援学級…学校生活はどう?
早いもので入学し数カ月…2学期も中盤
入学に際し、通常学級にするか支援学級にするか散々悩んだあげく、支援学級に決めたわけですがどう変わったでしょうか。
意外にもすんなり過ごせている?
1学期は入学当初こそちょっとした対人トラブルはありました。様子が分かるまでなるべく通常級で過ごすことで学校生活をスタートしたわけですが、比較的授業中も集中し先生の指示も聞けて静かに受けられていました。(授業参観の様子と先生との面談で確認済)
6月頃、字を書くことが難しいと言っていたので文字を書く授業のみ支援級で受けることになりました。
でもそれだけ。他の時間帯は給食の時間、朝の会、帰りの会も通常級で難なく過ごしていました。
2学期になり変化が…
このまま支援級に在籍している意味あるかな?とも思い始めていた2学期始め。
2学期が始まってすぐの頃、しきりに「給食当番が大変だ大変だ」と言っていました。
(隔週で給食当番がまわってきます)当番のどんなところが大変が聞いてもうまく説明できない息子。
不器用なので上手におかずが盛り付けられるとは思えません。でも「1年生は最初はみんなそうですよ」とも担任の先生も話されていましたが程度にもよる…息子は断トツでできないでしょう。うまくできなくて困っている息子の姿が想像できます。
そんなある日、連絡帳で先生から「給食も仲良し学級(支援級)で食べたいとのことでお試しで食べました」と報告が…
給食当番が大変だからかな?
理由を聞いてみました。
息子「う~ん、〇組(通常級)でもいいよ。でも、なかよし学級(支援級)でも食べてみたいんだ」
なんだその理由!
私「そっか、ただ食べてみたいだけじゃ支援級で食べる理由にならないよ当番が大変?」
息子「うーん…なんだかうるさくて静かに食べたいんだよ」と。
自然なことだけれど、食べ終わったクラスメイト達がおしゃべりするのでだんだんと教室がにぎやかになってくる。食べるのが遅い息子には気が散るのかもしれません。
本当の理由なのかな。聴覚過敏が少しあるけれど、自分が好きなことをしているときや集中しているときには気にならない。自分が夢中でないときには周りの音が気になってイヤになる。単なるわがまま?
支援級の先生に確認すると、通常級で食べるより支援学級の方が5分から10分食べる時間が長いこと、当番は毎日だけど、難しいおかずの盛り付けは上級生が担当してくれるとのこと。息子には支援級で給食の時間を過ごす方がちょうど良いのかもしれません。
正直、ちょっとがっかりしてしまった気持ちは隠せません。通常級でやっていけるならそうして欲しい。親としては普通の心情かと思います。でも、実際学校で過ごすのは息子。まだ1年生、これからまだまだ5年以上通う。学校が少しでも楽しい場所となるように、楽しいと思えなくても学校が苦痛の場所とならないように、そこが一番重要なのだと冷静に考え、給食も支援級で食べることを受け入れたのでした。
支援学級で過ごす時間と普通学級で過ごす時間はどの位?
2学期中盤の現在は、算数と音楽、体育以外は通常級、それ以外の時間は支援学級で過ごしているようです。割合でいうと支援級で過ごす時間8割、通常級で過ごす時間2割といった具合です。
朝、登校すると支援学級の教室に入ります。算数の時間は通常級(いわゆる交流級)に移動します。完全に支援学級の生徒になりました。1学期とは真逆になりました。そう考えるとやはり落ち込んでしまう自分がいます。冷静に息子の発達障害を受け入れているつもりでしたが、まだまだ受け入れきれていないのだなと思い知るのです。
【まとめ】 ・1学期はほぼ通常級で過ごす ・2学期は支援級8割、通常級2割 学校生活がんばっています

